STEP 3 方向性の決定 その2
パターン② 設計事務所&建築会社 に依頼
このパターンは、僕自身一番おススメ。
まずはメリット・デメリットから。
メリット
・自分のイメージにケースバイケースで対応してくれる (金額や間取りなど)
・イレギュラーな要求にも対応してくれる
・オリジナリティを出しやすい
・最新の建築技術なども取り入れやすい
デメリット
・建築士や建築会社に知人がいない場合、どこに頼んでいいかわからない
・知り合いがいない場合、信頼できる相手なのかが不安
・業社によっては土地探しはご自分で、と言われることがある
まず一番のデメリット、信頼できる相手なのか?というところがこのパターンの
最大の問題点。信頼というのは重要で、いくら良い仕事をしている設計士さんや
建築会社でも、知らない人にとってはただの人で一業者。
このパターンを選ぶのは、大半が口コミや紹介。
友人や親せきのおうちに新築祝いなどでお邪魔した時に、
○○さんで建てた、△△さんに設計してもらった、なんて話の中で、
その話を聞いた人が、いざ自分が家を建てるとなったら、まず参考にして
相談するのが知人や親せきがお願いした設計士さんや建築会社。
やっぱり見ず知らずの人に相談するわけないから、よく考えりゃそりゃそうだ…
少し前、悪質なリフォームや詐欺なんかが流行った時、被害に会った人は
どうやって業社を選んだのかな?たぶん相談できる建築士さんや会社、知人が
いなかったんじゃないかな?だから飛び込みの営業で来た業社に言われるままに
工事をしてしまったんじゃないのかな?
僕はね、まず自分の信用のおける人に相談してほしいと思う。
だからこのパターンが一番おススメなの。
自分に近い人間であればある程、詳しい相談がしやすくて、
意思の疎通が図れるからね。
これが生み出す最大のメリットは、クレームがほぼないこと。
これって、住宅業界において、すごいことなんだよ。
住宅産業って、別名クレーム産業とも呼ばれてて、
表面には出てこないだけでクレーム多発地帯なの。
小規模リフォームでも、契約書、施主のイメージと業社のイメージ、
施工技術…クレーム言おうと思えばいくらでも言えるもの。
だから、それを防ぐのが一番の優先事項だと僕は思ってる。
建築業界に知人がいない場合はパターン①のように大手に
任せるっていうのも安心感から来てると思うしね。
あと、このパターン②では、土地探しができない設計士さんや建築会社さんも
いるって上で書いたけど、それぞれの会社の知り合いの不動産業者さんが
いたりする場合もあるから、まずはお尋ね程度で聞いてみるのも有かもね。
ちなみに、コニシビル4階のK'PLATZは、
土地探し・設計(模型もできるよ)・建築業者の選定(相見積もりまで取ってくれるよ)・
施工管理・定期検査の立ち会い(工事完了後検査、2年後検査など)も対応してるよ。